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執筆者の写真Recovering Minds YASUKO

「マインドフルネス山歩き」レポート

10月14日(金)に、山梨県の紅葉台ハイキングコースにて、「マインドフルネス山歩き」を実施しました。

8月に机上編として、マインドフルネスとは何かをオンラインで学んでいただき、今回はそこではできなかった「歩くマインドフルネス瞑想」などを、大自然の中で体感していただくセミナーです。

山道を歩くのは初めて、という方もおられると思い、今回は「YFクラブ」というアウトドアイベント企画会社の「さちさん」にサポートしていただきました。

転ばないような歩き方、体の隅々まで酸素を行き渡らせるための呼吸の方法など、知らなかったことばかり。山のプロと一緒だから、安心して歩くことができます。

準備体操をして頂上へ。

道端の花や、野鳥の声に歓声が上がります。

山道歩きに慣れたところで、「歩くマインドフルネス瞑想」を。

大地に支えられている自分や、地面を踏みしめる足の感覚に意識を向けていきます。



次は「耳の瞑想」。

聞こえてくる音に集中して、耳を傾けます。

どんな音が聞こえた?

「鳥の声」

「風の音」

「足音が自分のだけでなく、人のも聞こえて嬉しい」

「木々のさざめき」

「リュックの軋む音」

・・・などなど。たくさんの音に気づくことができました。

おしゃべりしていたり、考え事をしていると聞き逃してしまうような音も、マインドフルであれば受け止めることができます。



残念ながらお天気は曇り空。

でも、「雲があるから私がいる」(雲が雨を降らせて、その雨で動植物が育ち、その命をいただいて生きている自分がいる。雲と自分はつながっている)という相互存在(インタービーイング)を感じることができました。


本当は、頂上につくと富士山がご褒美のようにその姿を現すのですが、今日はお預け。

でも・・・なんと今日は虹のご褒美が待ち受けていました。

子どものように歓声をあげて虹に駆け寄っていったのは私だけではないはず。

遠くにぼんやり見える虹ではなく、眼下で大きく橋をかける虹は初めて見るものでした。


お昼ご飯のあとはカフェタイム。ホットサンドとコーヒーで、「食べる瞑想」も体験しました。

いつもは携帯を眺めながら流し込むように食べている食事・・・今日は食べ物が口の中に在る感覚を味わいながら、ゆっくりといただきました。

チョコ&バナナとクリームチーズ&ブルーベリーは大人気。

あっという間になくなりました。

山で飲むコーヒーって、なんでこんなにおいしいんでしょうね。

大空の下、開放的な気分で仰向けになり、「ボディスキャン瞑想」も行いました。


帰りはおしゃべりに花を咲かせながらの下山です。

パソコンやテキストの前で頭と口だけを動かすことが多いのですが、こうやって体を動かし、体全体で感じることも大切です。

これからも定期的にアウトドアイベントを計画していきたいと思いますので、ぜひご参加ください。










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