12月17日(木)・18日(金)の2日間、オンラインにて「共依存から抜け出すワーク」セミナーを開催しました。
平日にもかかわらず、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
共依存は回復の基本、援助の基本となる概念です。
「共依存とは、依存症者などの、問題のある、病的な行動に対応する中で身につけた不適切な考え方と行動であり、習慣化するもの」と定義されます。
そして、「ある人の、問題のある、病的な行動を何とかするのが自分の責任であり、自分には何とかできると思い違いをすること」という特徴があります。この自己を喪失した生き方は自己否定感を増大させるため「痛み止め」が必要になり、アルコールやギャンブル、恋愛関係など、即効性のある物質、行動プロセス、人間関係と結びつくようになるのです。
依存症のほかにも、「うつ」「コントロール」「完全主義」「激怒」など、さまざまな問題に人生が支配されるようになっていきます。
セミナーでは、さまざまなワークを交えながら、共依存からの回復について学びました。
<アンケートより>
「退行しながらも 回復は進んでいく」先生の言葉になるほどと思えました。
これからもメンテナンスしながら私の人生を大切に生きたいです
初日に共依存の定義や成り立ちを体系的に知ることができたことは、自己理解•他者理解につながったと感じました。
今まで漠然としていたことが整理されて言語化されて、頭の中がとてもすっきりしたような感覚です。
グリーフワークでも新たな気づきがあり、前向きな言葉を自分にかける事ができました。まだまだ課題はありますが、一つずつ取り組んでいきたいと思います。
とても充実した内容のセミナーをありがとうございました。
年内のセミナーはこれで終了となります。
1月にはまた新しいセミナーが予定されていますので、お楽しみに!
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